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日本IBM、AIを使った気象予測へ参入(srad.jp)

ちょっと忙しいとすぐにサボるのが悪い癖。今日は最近割とよく目にするようになったAIによる、気象予報のニュース。

正直、IBMのような大企業が気象業界にビジネスとして真正面からカチコミにいくのは予想外でした。地球科学系の分野って、工学や医学薬学のように産学連携で利益を出すのが難しいと思っており、民間企業としていくつか気象予報会社はありますけども、どこもベンチャー企業から抜け出せてないような感。そこに大企業のIBMがぶっこんでくるということは、それなりに勝算と利益を見込んでいるってことですからね。気象情報をいかにお金に換えるか、というのはあんまり注目されていなかったように思います。その点だけでも、このAI気象予報士の動向は気になるところです。

肝心のAI気象予報士がどの程度成果を見込めるかということについては、深化学習によって地域気象の癖みたいなものをうまく取り込めば、結構精度の良い予報が出せるんじゃないかと思うんですよね。人間の経験と勘で、この地域でこんな気象状態になったときはこんな感じの雨風が予想される、といった予想部分はAIがかなりリードできると思います。なにせ昔の気象情報を使って線形非線形関係なく統計的ダウンスケーリングができるようなもんで、精度は人間の比じゃないと思います。気象モデルの不完全性や気象観測データの不確実性といった部分も、深化学習である程度補正できるんではないですかね。

問題は出口戦略というか、いかにその進歩的な気象情報をお金にするかというところで、それでもIBMなら何かしてきそうな気がする今日この頃。気象予報はAI様がやって当たり前のような世界が間近に迫ってきているのかもしれませんね。

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