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Googleの囲碁ソフトAlphaGoとイ・セドル9段の対戦、第1局はAlphaGoが勝利(slad.jp)

現時点で既に第2局も行われ、コンピュータ側が2連勝しているという対戦です。将棋は、子供のころによく指していたのである程度分かるんですけど、囲碁は某少年誌で連載されていたあの囲碁漫画くらいの知識しかないんで、ぶっちゃけよく分かりません。が、囲碁は19×19という盤面の大きさに加え、初手はどこでも打てるという自由度の大きさから、コンピュータの単純な経路探索ではとてもじゃないけど評価計算が追い付かないんですよね。一方の将棋は9×9で、初手がどこでもとはいかないので、囲碁よりは自由度が低い=相対的に評価計算がしやすい。まぁ、持ち駒というルールがあるので、それでも単純ではないんですけど。

私が覚えている限り、数年前のコンピュータ囲碁はようやく19×19の対戦でアマ高段レベルと互角という程度だったと思うんですよ。それが、既に囲碁のトップレベルを打ち負かす、というか第2局のネット感想をざっくり拾った感じでは、一言で「レベルが違う」くらいの差だったようで。具体的な戦局判断が、人間を超えているんじゃないかという感じらしいですね。TV中継も行われていたようで、この対戦の解説者も勿論プロ、人間の目には互角と見えるような場面で疑問手らしき手をコンピュータが打ってきたんですが、数手後には明らかにコンピュータ側に形勢が傾いていて妙手だったことが分かる、というような解説が少なくとも数回あったようです。これはもう尋常じゃない。アマと互角どころか、トッププロと比較しても遜色ないレベルに到達しているといっても過言ではないですね、マジで。第5局まであるようですけど、コンピュータが全勝しようもんなら確実にトッププロレベルですわ。今だったら、あの囲碁漫画のsaiはプログラムじゃないかと疑われそう。

オセロは20世紀末の時点でコンピュータが既に最強状態。チェスでは2000年代中頃から人間がコンピュータに勝つのは難しくなり、今ではコンピュータがほぼ最強。将棋では、対局ルールが微妙ですが、電王戦はコンピュータの勝率が良いですね。囲碁はAlphaGoが出るまでプロ相手に互先を勝つのは困難だったはずなんですが、一気に抜け出てきました。将棋よりも囲碁で先にコンピュータ側がトッププロ棋士を打ち負かすようになるというのは予想外でしたが、まぁそれは将棋連盟やその後援の新聞社などの思惑も大きいのでなんとも言えません。あと特徴的なことといえば、将棋プログラムは個人開発が多いというくらいですかね。チェスや囲碁は大会社の開発チーム規模で行われてきているので、同様にGoogleクラスの会社が将棋プログラムの開発に手を出して、人間と同じルールで戦ったら将棋もコンピュータが勝つような気がします。

そんな感じで、テーブルゲームのコンピュータはその道のプロが相手でも引けを取らないレベルに到達しているようです。そうなるとそのゲームが廃れるかというとそうでもなく、チェスなんかはルール改訂などでもっと進化しているようです。囲碁もコンピュータに勝てなくなって来たら、ルール改訂とかあるのかしらん。例えば盤面を広くするとか。将棋なら、桂馬をチェスのナイトのようにするとか、羽生さんが言ってましたね。中将棋の駒を導入するとか、盤面を広くするのは普通にありそう。個人的には囲碁や将棋が、コンピュータを相手にどう変化していくかも興味のあるところです。

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