Phantasy Garden

最近PCの調子が悪く、Firefoxの起動や新規タブのオープンがやたらと遅れたり、ターミナルでの各種応答が鈍くなったりしていてなんじゃこりゃ?と疑問に思ってました。実は似たような症状が研究室のPCでも起きていて、そっちはローカルHDDのI/Oエラーという戦々恐々でgkbrなもんだったんですが。修論が本格化する前にHDD換装できて良かった。ホントに。

で、家のPCもI/Oエラー?と思ってログを見ていたんですけど、それらしきエラーは見あたらず。急に重くなった理由も分からんし、まぁそろそろFedora 6も古くなってアップデートができなくなってきたし、いっちょ最新のFedoraにアップグレードすっか!と思い立ったのが始まりだったわけでして。OSのインストール、アップグレード程度なぞ過去の戦歴を振り返れば恐れるに足らず。

システムディスク(/と/boot)とユーザディスク(/home)は物理レベルで分けてあるし、システムだけ入れ替えればOK。現時点でのFedoraの最新バージョンは10。DVDイメージを落として焼き付けてインストール。問題なし。各種ドライバを手動でインストールしなくてもOKというのは良い時代になったものだ……。つい5年ほど前までは、Linuxだとデバイスの自動認識なんてグラフィックと有線LANが精一杯な程度でして。無線ドライバとかサウンドボードとかは対応するドライバをどっかから見つけてインストールするか、代替ドライバで我慢するかしかなかったのですよ。マジでパッケージ選択オンリーで、全て問題なく完了。デスクトップ用途としてのLinuxも、着々と歩みを進めているんですなぁ。

さておき。DVDイメージからインストールするだけで、個人的なルーチンワークの大部分を賄えたわけなんですが、ちょこちょこ書き加えたり修正したりする部分があるわけでして。そのうちLinuxインストールメモも改訂しとかんとなぁ……。主にセキュリティ系の修正と、Samba系の導入。ネットワークドライブを使ってデータディスクを運用しているので、この辺りは欠かせない。けど一昔前と比べればそこまで難しい作業でもない。

次にExtraパッケージの導入のための準備。Fedoraは、その方針により、ライセンスの問題が危ぶまれるパッケージはデフォルトで導入されるようになっていない。それはそれでアリなんだが、mp3コーデックやDVDコーデックといった割と重要度の高いものも省かれてしまっているのが難点。なので非公式の(かつほぼデファクトスタンダードな)RPMリポジトリを登録しておく。今はlivnaとfreshrpmsが統合したrpmfusionがベスト。

$ su -
# rpm -Uvh http://download1.rpmfusion.org/free/fedora/rpmfusion-free-release-stable.noarch.rpm \
http://download1.rpmfusion.org/nonfree/fedora/rpmfusion-nonfree-release-stable.noarch.rpm

これで色々と必要なrpmが手に入りやすくなる。

今まではmp3プレーヤーとしてxmmsを使っていたけど、今回からSongbirdを採用することにする。iTunes風味な感じが気に入った。以前紹介した時はまだVer 0.2くらいだったのに、今ではもう正式なVer. 1になってんだからスゲェもんだ。ただtarボールからダウンロードしてインストールするのは管理が面倒&そのままでは起動できないので、Songbird Wikiからrpmを落としてインストールした方が楽。何の問題もなく使えております。

Songbird 起動画面

ちなみにsongbirdでmp3を聴くには、gstreamer系のプラグインが必要。上記のrpmfusionを導入していれば、以下のプラグインをインストールできる。その他の機能紹介はITproの紹介記事でも。

# yum install gstreamer
# yum install gstreamer-plugins-base
# yum install gstreamer-plugins-good
# yum install gstreamer-plugins-bad
# yum install gstreamer-plugins-ugly

これで音楽を聴く環境もOK。残るは文字を打つ環境、即ちATOKの導入。別にフリーの日本語入力アプリでもいいとは思うけど、個人的にはATOKが使い慣れている&辞書の引き継ぎがあるので手放せない。性能も問題ないし。

持っているバージョンは、一つ前のATOK for Linux。内部名称はatokx2になる。Fedora 10でのATOKの導入は、基本的にFedora Core 6の参考記事の通りだが、最初と最後に変更点があるので、メモ代わりに書き残しておく。

まず、インストールで使用されるファイル名が一部変更されているので、シンボリックリンクを貼る。

# ln -s /usr/bin/gtk-query-immodules-2.0.32 /usr/bin/gtk-query-immodules-2.0
# ln -s /etc/gtk-2.0/i386-redhat-linux-gnu/gtk.immodules /etc/gtk-2.0/gtk.immodules

これでFedora Core 6とインストールと同様に進めていく。module_for_fedora6.tar.gzはFedora Core 6用だが、Fedora 10でも問題なく使える。アップデートファイルも忘れずにダウンロードしておくこと。

インストールが無事完了した後、alternativeで設定をatokx2用に変更する(参考記事ページ下方参照)。

インストールは完了しているが、Fedora 10ではプログラムへのリンクが若干異なるので、/etc/X11/xinit/xinput.d/iiimf.confの修正が必要。

# vi /etc/X11/xinit/xinput.d/iiimf.conf

### modified file ###
XIM=/usr/lib/im/htt # フルパスに修正
XIM_PROGRAM=/usr/bin/httx # フルパスに修正
GTK_IM_MODULE=iiim
QT_IM_MODULE=xim
#gnome-im-settings-daemon >/dev/null
/opt/atokx2/bin/atokx2_client.sh >& /dev/null # gnome-im-*がないので直接起動

export HTT_DISABLE_STATUS_WINDOW=t
export HTT_GENERATES_KANAKEY=t
export HTT_USES_LINUX_XKEYSYM=t

これで再起動すれば、Fedora 10でもATOK for Linuxが使用可能。

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