Phantasy Garden

研究室内では、ユーザー情報やホームディレクトリ管理、追加インストールプログラムのバージョン管理・保守作業等々、他人と整合性を取らなければならないものが結構あります。共有サーバにアクセスして各個人がデータベースにアクセスしたり、作成したデータを登録したり、それを誰かが使用したり、サーバを中心に共有されるデータアクセスが頻繁にあるわけで。一応ファイルのやりとりにはSambaとNFSを組み合わせて使っているんだけども、これでは不十分。ユーザー情報や共用プログラムのインストールを各個人でやらなければならないという状態。

非常にそれはメンドいので、とりあえずNISとオートマウンタの導入を検討中。で、実際に自宅のファイルサーバでNISとオートマウンタをインストールし、情報のサーバークライアントシステムを構築してみました。日曜日の夜から取りかかって、結構かかってしまったけど。

とりあえず、NISでユーザー情報等々の管理情報を共有。YPの挙動がいまいち理解できず、最初は自分のパソコンにもログインできなかったり酷い状態に陥りましたが、設定項目をいじってなんとか修正。セキュリティの問題がまだ若干残っているのでもうちっと設定をいじくる必要がありますが。

そのNISで配布される情報にオートマウンタの管理情報も含まれているので、NFSをオートマウンタで管理してみることに。こうすると、いちいち各個人の/etc/fstabにNFSマウントを書き込まなくても、オートマウンタ情報をNIS配布にして変更の際はそれを書き換えるだけで済むし。実際、これは上手く動いてくれます。/usr/localや/home等、ユーザー情報とともに管理したいディレクトリも自動的にNFSマウントしてくれるし。

セキュリティ系の問題が解決したら、忘れないうちにメモっておこう。ネットでも色々と調べてみたけど、NISやオートマウンタの詳細設定に関するドキュメントは英語日本語問わず何故かあまり見受けられないし。オライリーのクソ分厚いNIS・NFS管理本を何度も読み返しながらキーを叩きまくる姿はちょっと背中が煤けていたかもしれない。

ちょっくら今週末辺りにでも研究室にNIS・オートマウンタを導入してみる。ノシ

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