Phantasy Garden

忙しいというのは心を亡くすということですが、こういう時ってどんな状態なんでしょうね? みんな口々に忙しい忙しいというものの、ホントは忙しなく見せているだけで時間の密度はもっと高められるのではと、「忙しい」という定義をしっかり見つめ直してみようと思うわけであります。

忙しい。心を亡くす。このとき、果たしてどういった心理状態を指すのか。心を亡くすという言葉を額面通り受け取れば、それは放心している状態に近いのではないかと思いますが、それはまぁ忙しい状態とはいえないでしょう。心というのは非常に抽象的な表現であり、これだけでは何を意味するのか判然としません。これを分かりやすく解釈するならば、思考体系ではないでしょうか。余計難しくなりましたかそうですかでも気にしないのでこのまま使うと、忙しいということは思考体系を亡くすということです。しかしこれでもあまり意味が分かりませんね。

単純に亡くすという言葉の指す意味は人の場合においての逝去です。物の意味には当てはまりませんので、これでは心が人になってしまい、忙しいということは死亡ということを意味してしまいます。ある意味では当たってるのかもしれませんが、日常的に使う言葉としては相応しくありません。ここでは亡くす=無くすという、物への拡大解釈を行います。話を戻して、思考体系を無くすということはそのままでは思考できないことになってしまいそうですが、経験的に忙しい状態が思考できない状態ということではないので、これも直接的な意味ではあり得ないのです。体系を無くすということは、統制を無くすということ。つまり、思考体系を無くすということは、思考の統制を無くしてしまった状態、物事の正しい認識を欠く状態というわけです。

しかし、これでも反論が出てきそうな解釈ですね。物事を正しく認識できないのであれば、正常な生活を送れなくなるということであり、忙しい人はイコール日常生活が送れないことになってしまいます。「忙しい」人が日常生活を送れていない、という疑問が生じるわけです。が、ここで考え方を逆にするのです。「忙しい」ということが日常生活に支障を来すのであれば、常に「忙しい」人はいないのだ、と。断続的に忙しい状態が訪れることを指して、忙しいというわけなのですよ。ゆえにここから導かれる結論として、「忙しい」ということが口癖である人は、真に忙しくはないということです。自分の置かれている状況を正しく把握(認識)していますし、そうであれば日常生活に支障が来し始めたときに対処することが可能です。真に「忙しい」人は、そういったことも考えられないくらい忙しい状態がかなりの頻度で訪れているということです。言い換えれば、「忙しい」状態を続けることは不可能なことであり、その無理を押せば致命的な結果になるといえるでしょう。これを以て、「忙しい」といえることができます。

まとめると、「忙しい」ということは「その状態が持続すると仮定したとき、生命への危険性が考えられる状況」を指すということなのです。また、他人からの指摘によってのみその状況の把握が可能になるのであり、自発的に「忙しい」状態にはなり得ないということです。

昨日の朝からバイト、ミーティング、テスト、重要書類処理等々、ストレスフルな状態満載・ろくに睡眠もとれていないこの状況をどうしたら悲壮感たっぷりに伝えられることができるのかと知恵を絞る俺は間違いなく暇人だと思います。

Comment

Commented by akko 2006-07-26 12:53:20

安らぎたいときはいってください。
一緒にのみにでもいきましょう。

Commented by 悠 2006-07-26 23:57:12

>>akko氏
それは是非。近いうちにまた飲みに行きませう。

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