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山中湖周遊紀行

山中湖の傍にある某自動車免許教習所にて普通車免許の教習合宿を受けていた折、たまたま教習が休みになった日に山中湖の観光へと繰り出してまいりました。一度目は9月12日、一緒に普通車免許合宿に来ていた某S氏を旅の道連れに、忍野八海や山中湖を観光していきます。二度目はその一週間後の9月19日、管理人1人だけで観光してます(この時某S氏は、私事により合宿所を出て一時帰宅していました)。都合上、いっぺんに両方のことを掲載していますが、悪しからずご了承くださいませ。

9月12日

教習が一切入っていなかったこの日、某S氏とともに山中湖を観光しに行こうという話が持ち上がりました。理由はありません。強いて言えば合宿所で休日を過ごすとかなりヒマであるということくらいでしょうか。それなら周りを観光して見聞を広めようとか話のネタにしてしまおうとかいうことですよ。とはいえ、貴重な休日を無駄な時間で過ごしてしまうのは勿体無いので、午前中は忍野八海、午後は山中湖という風に予め予定を立てて動くことにします。

で、当日の朝。計画というのは考えている間が花ということでしょうか、本来は教習所の自転車を借りていこうと思っていたんですが、9時?15時の間しか貸してくれない&共用の自転車なので長時間貸すことは出来ないとのこと。いきなり計画挫折ですかコンチクショウ。仕方ないのでバスを使って移動することになりました。実は、忍野八海にはこの少し前に一度共用自転車で行ったことがあったんです。そのときは時間もなく、適当にそのあたりをサイクリングしてみるかという程度のものだったので、忍野八海はほとんど見てませんでした。場所がどこなのか分かった位。距離的に考えればバスを使わなくてもいけるような感じでしたが、時間節約の為にバスを使うことに。バス停での待ち時間を含めてもわずか十数分で忍野八海に到着です。休日ということもあってか訪れる人もかなり多く、ちょっとした祭りくらいに賑わっていたのではないかと。

忍野八海がどうして観光スポットなのか。それは、ここが日本の名水百選に選ばれるほど水が綺麗なんですよ。その国に保護指定されるほど綺麗な池が八つあるので、『八海』というわけです。で、その池の一つ『湧池』の写真。

湧池

水底まではっきりと写真に写っているのが分かりますか? 池の中に見える魚はニジマスです。その影までくっきりと見えてます。ここまで綺麗な池となると、確かに滅多にありません。この湧池のすぐ隣には、この湧池に流れ込む『水飲み場』があったりします。富士の雪解け水の湧き水だそうですが、すっごい冷たかったです。『30秒の間、水に手をつけてみよう!』とか書いた札がありましたけど、実際やってみると手が痺れました。綺麗で、すっごく冷たいんですな。池にはニジマスの他、イワナなど綺麗な渓流にしか棲めない魚までいたりして、その水の綺麗さと冷たさがよく分かります。ホント、平地でイワナを見れるとは思わなかったよ。山中湖自体が割と標高高いところにありますけどね。

で、次が『中池』という水深・透明度10Mを誇る深い池です。透明度10Mというと、普段ダイビングをしている海よりも綺麗だったりします。しかもダイビングで透明度10Mといったら『なんとか10M下が見える』ことを指しますが、ここは普通に10M下まで綺麗に見えてました。

中池1 中池2

写真だとイマイチ水底までの距離を測りにくいですが、実際見たときは確かに10Mくらいはありそうでした。屈折の問題でどうしても底が浅く見えるのはしょうがないですけど。少しだけ『ここでダイビングしてみてぇ』とか思ったりしましたが、水温がヤバイくらい低そうなので潜水後3分以内にハイポサーミアにかかりそうで怖い。つか、水面に顔つけただけで多分後悔する。全身全霊をかけてここでのダイビングを拒否すると思うヨ(・∀・)。

忍野八海で午前中を過ごした後、昼食は教習所の食堂で食べることにして、午後から山中湖のほうへと向かいます。ちょうどいいタイミングのバスがなかったので、そのまま歩いて山中湖のほうまで出向いてました。湖岸では貸しボートやレンタルサイクルなどもあったので、某S氏と協議の結果、これらを使おうということになり、手漕ぎの貸しボートを借りました。最初はいまいち要領がつかめませんでしたが、次第にコツをつかめてきました。つかめる頃には腕が悲鳴をあげ始めていたので某S氏と交代で漕いでましたけど。

山中湖1 山中湖2

ボート上からの写真。1枚目は後日行くことになった明神山です。2枚目はこの日に登った大平山、平尾山。

ボートの貸し時間である1時間が過ぎ、一旦イタリア風喫茶店で少し休憩した後にレンタルサイクルを借りて山中湖を一周することにします。見た感じ、山中湖って広く感じるんですが、レンタルサイクルのおっちゃん曰く『2時間もあれば一周できる』とのこと。2時間でいけるのかどうか微妙に感じるんですけど、まぁここで商売しているくらいだから信じることにして2時間分自転車を借りることにしました。シティサイクルからマウンテンバイク、はては二人乗り自転車まで自転車の種類も多種多様。ネタ的には2人乗り自転車がオススメですが、普通にマウンテンバイクで行くことにしました。どう考えても山道になるっぽいし。

山中湖3 山中湖4

北湖岸から撮った写真。富士山を撮ってみようと思ったのですが、生憎と天気がいまいちでかなり絞って撮ったので、空の青が潰れるくらいに暗くなってしまいました。これより絞りを開けてしまうと富士山の稜線が見えなくなってしまうので、これが限界です。天気のいい日の富士山の写真でも撮っておけばよかったかなと、ちょっと思ったり。

山中湖5

西湖岸で撮った写真。みさきキャンプ場というところの裏手辺りでした。山中湖には白鳥が棲んでいるそうですが、この白鳥、どうも飛べないみたいです。近づいていっても、逃げはしますが水に入って逃げる、というだけで飛んで逃げたりしないようです。理由は分かりませんけど、もし観光のためだとか人間のエゴで飛べなくしているんだったら酷い話。

西湖岸で白鳥と戯れた後は、そのまま南湖岸のサイクリングロードをひた走ってもとの場所へと帰ってきました。所要時間はおよそ1時間半ちょっと。思ったより早く回れるものですな。この時点で時刻は16時半近くでしたが、まだ時間があったので某S氏とともに登山をすることになりました。成り行きで。

南側の山系は少し登山道口まで時間がかかりそうだったので、近めの北側の山に登ることに。登山ルートを確認してみると、大平山の頂上まででだいたい1時間半くらいといったところ。つまりは18時くらいまでかかることになるんですが、まぁ元山岳部の某S氏がいればなんとかなるでしょうし。サイクリング途中で見つけておいた登山道の案内を見てそんなことを考えておりましたが、実際甘かったかもしれない。登山道の入口まではちゃんと舗装されていましたが、登山道からはいきなり完璧な山道です。しかも何故かダッシュで登っていく某S氏。待たんかぃ。なんで元山岳部のペースにド素人の俺がペースを合わさなあかんねん。久しぶりに山に登ったみたいだったから嬉しいのは分かるが、帰宅部だった俺を引きずり回したら死ヌルのは明白じゃないですか。案の定、数分もしないうちに俺の心臓の脈打ち方がやばいくらいまで早くなり始め、高山での酸素の少ない空気を貪るように呼吸し始めました。某S氏は涼しげな顔をしてこっちを見てました。なんか、すっごく悔しくなりました。体力つけようとかちょっと思いましたけど、ダルいのでやめました。どこまでいってもダメ人間だな、と自覚しました。寂しくなりました。orz

さておき。

山中湖6 山中湖7

大平山の頂上付近で撮った写真。山の上なので麓より雲がかかっており、かなり暗めの写真になっております。時刻的にも17時を回っていたので、夕暮れもいいとこなんですが。ここで引き返すかどうか迷ったんですが、引き返しても同じ道なのでつまらないし、どうせなら別の道で下りたいとか考えて頂上まで行くことにしました。疲れた身体を引きずる感じで。この時点で、翌日仮免試験があることなぞ頭の中から完全に吹っ飛んでいたからな。

山中湖8

大平山での写真。霧というか霞というか雲というか、なんかそんなものが山を覆っていたらしくて見通し悪いことこの上ない。露光量も足りないので暗い写真になってしまってます。このときには疲労もかなり溜まってきてましたが、もう後は下りだけなので大してきつくもなく、下山後は教習所近くの焼肉屋で焼肉食べて帰りました。帰りもバスがなく全部歩いて帰ったので、その日は死ヌルように寝付きましたけど。その分、充実した休日を過ごせましたから、よしということですか。

9月19日

ホントはこの日、日曜教習が入っていたので出かける予定はなかったのですが、教習時間が変更となって午前中で教習が終わってしまい、午後から暇潰しに出かけることにしました。あてもなく散歩しに出かけたんですが、12日の観光の時に行けなかった南側の山を登ってみようとか考えたのが運の尽き。山中湖まで出てきて周辺案内図やバスの時刻を確認し、何故か『行ってみよう』とか思ってしまいました。ホント散歩するだけのつもりだったので、そんなに装備は揃っておりませぬ。汗拭き用のタオルさえ持っていかなかったからな。破滅的に無計画で登山を実行。それがどんなことになるか、身をもって体験してまいりました。

先日の時とは逆に南側のサイクリングロードを歩いていき、まずは明神山へと向かいます。他に三国山や角取山、籠坂峠などがありましたけど、この時点では明神山を登るだけの予定でした。その明神山の登山道口も山中湖の湖畔を半分くらい歩いていかなければならず、時間的にちょっときついかなぁと思っていたんですよ。その湖畔道路の距離でさえ、10km近くありましたし。明神山は、12日の写真を見てもらいますと少し分かるかもしれませんけど、山に木々が生えていないようなんです。理由は分かりませんが、どうも原っぱのような感じになっているので景色もいいんじゃないかと思ってこの山に登ろうと思ったんですけど。湖畔は天気が良かったんですが、風向きが悪かったせいかその日は山々に結構雲がかかっていました。ちょっと不安になりつつも、だいたい1時間半くらいで明神山の登山道口へと到着。休憩もとらずにそのまま山登り開始。登り始めの頃はまだ林がありましたが、すぐに木がなくなってススキが一面に生えていました。遠くから見ると少し黄土色っぽく見えたのはススキが群生していたからのようです。ロケーションとしてはなかなかグッド。上まで登ったら気持ちよく見えるかなぁとか思ってました。

山中湖9 山中湖10

(;´Д`)∩<先生! 雲で何にも見えません!

明神山頂上の写真。雨が降っているんじゃないのか?と見紛う位雲に覆われて何も見えなくなってます。登山途中はたまに雲が切れて、見渡した山中湖がなかなか綺麗だったんですけど。山頂まで上ってみるとマジで雲の中を彷徨っていました。というか寒い。登山でかいた汗が冷え、容赦なく体温を奪っていってくれます。おまけに周りに木々がないものですから風も吹きッさらしになり、もろに冷たい風を受けてました。正直、風邪引くかと思いました。標高も高いので気温も低いし、身体も((゚Д゚;))ガクガクブルブル 震えてましたし。雲が切れるのを待って写真を撮ろうとか思っていたんですけど無理。動いていないと風邪を引く。というわけで下山しようと思ったんですが、このときの時間は14時半過ぎといったところ。このまま普通に帰ると17時過ぎには教習所に戻ってしまいそうな予感。ついでにバスを使うともっと短くなるし。あの収監所のような教習所に戻ったところですることなんかないし。なので、次の三国山に登ることにしました。大人35分て書いてあるからそんなに時間もかからないだろうと。無装備で無計画に突撃していくバカの行動は、留まることを知りません。

山中湖11

神奈川県キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

三国山系は神奈川・山梨・静岡の県境にあるようで、明神山を下るとちょうど峠の道路にぶつかり、この道路標識が目に飛び込んできました。相変わらずひどい雲ですが。ここから三国山の頂上までが雲のピークで、マジで10M先が見えませんでした。この状態で水もタオルも持たずに単独で登山をしていくところがよく分かりません。今考えても『それは危ないだろ』の一言に尽きるんですが、このときは多分疲れで精神のどこかが麻痺しちゃっていたのかもしれません。もしかしたら少し発狂気味だったかもしれません。いわゆる『ランナーズ・ハイ』って奴でしょうか。違いますかそうですか。orz

山中湖12

三国山山頂。背景の雲の度合いが、どれだけ視界が悪かったかを物語ってくれてます。写真の露光を調整するのもちょっと苦労しました。

この辺りからもう何も考えなくなってきてます。疲れと景色の単調さが相まって、刺激らしい刺激を感じなくなってきてました。後、かなり喉が渇いてました。三国山からの下山ルートは来た道を引き返すか、角取山まで行って籠坂峠まで出るかしないといけなかったんですが、『戻るのは嫌だから』とかいう理由でそのまま角取山を目指すことにしました。うん、そう考える時点でどこか頭のネジが外れてしまっていたかもしれません。というか、元から緩みまくっているネジですけど。

山中湖13

角取山山頂。ちなみに角取山というのは地元の呼び名だそうで、案内板とかには『大洞山』となっていることが多かったです。この辺りは静岡県だったみたいですね。

時間はこのときでだいたい17時前。ここまで来ると籠坂峠に出たほうが早いです。時間的にはそろそろ夕暮れなので、18時前には籠坂峠まで出ておかないと本気で遭難しかねない。ここからはひたすら下っていくだけでしたからそれほど時間はかかりませんでしたけど。

籠坂峠に出たあとは、途中で見つけた自動販売機でお茶を買って、またそのまま峠を山中湖方向へ歩いていきました。峠は車道なので万一倒れても遭難することはないですし、疲れはしていたもののまだ充分余力はあったので心持ち楽になりました。バスを使わなくても帰れそうだったので、後はのんびり歩きつつ、途中のコンビニで夕食を買って教習所へと帰還。翌日まで筋肉痛が残るくらい疲労がたまってしまいましたが、無計画で登山をすることになったツケがこの程度で済んだのは割とマシなほうだったかと。これからは突然登山がしたくなってもいいように、散歩に出かけるときはタオルと水筒を持ち歩こうと思います。全然懲りていない発言をして終了。

(#ノ゚Д゚)ノ ┫:・’.::・┻┻)‘ν゚)・;'.、:・'. ヒデブ!!

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