Phantasy Garden

読んでは書いて、書いては読んでの繰り返し。正直、疲労も半端じゃなくなってるんですけど。
「いや…………だからどうだ、ということしかいえないけど……」
……さらりとはくじょーなことを言ってくれるじゃないか、ウィス?
「だってねぇ…………自業自得だ、ってずいぶん前から言われてるだろ」
忘れた。
「…………このバカは…………」
いや、正直なところほんとに最近は疲れがたまってきてるんだよ……。めっきり秋らしくなってきた、といえば風流だが、気温の変化の激しさに身体がついていっていないみたいだ。
「そういや、君はアレルギー性鼻炎とかいう持病があったねぇ」
うむ…………。季節の変わり目、気温の変化が激しくなると鼻が疼いてくるんだから困ったもんよ。始終鼻がむずむずするし、くしゃみも連発。とてもじゃないが、集中なんて全然できん。
「だから疲れがたまっているっての?」
正確に言えばそれが直接の原因になっているわけじゃないけどな。鼻が疼いて夜寝付きづらくなるものだから、眠りが浅くて。
「間接的な要因にはなっているわけか…………。鼻を除けば、身体のほうは全然平気そうだけどねぇ」
おうよ。なにせあの炎天下、気温が30度を越す夏の昼下がりにクーラーも扇風機もつけず、タオルケットをかぶって爆睡していたくらいだしな。
「…………それはちょっと非常識すぎると思うけど……。暑くないのか?」
暑いんだけど、疲労と睡魔で全く目がさめん。
「………………いやそれはさすがというべき……? とにかく、身体自体は大丈夫みたいだね」
うむ。ここ数年風邪などひいてないしのぅ。どーゆーつくりになってるのかは知らんけど、そこそこ乱暴に扱っても大丈夫なようだ。人間て意外とタフだよな。
「昨日も言われてたね、それ。のわりには痩せぎすだし、体力ぜんぜんないし」
やかまし。どっちも体質なんだから仕方なかろー。
「体質で済ませるのか……? 頑張れば改善できると思うんだが」
頑張る気ないし。
「…………このバカは…………」
それはさておき。なんかいろいろ案をまとめる上で市販小説を読みふけっていたわけだが、読んでも読んでもどーしょーもない気がしてきた。
「…………ンなどーしょーもないコメントのほうが遥かに困るが……」
なんつーか、全く別の話なんだから、言い回しとかは参考になってもストーリーは参考にならない、つかしちゃいかんなーと思うてのぅ。結局暇つぶしにしかならなかったという悲劇。
「悲劇…………? ただぐうたらで現実逃避していただけじゃないのか?」
そうとも言う。
「待てオイ。その発言はかなーりダメ人間の模様を呈する気がするが……」
う~む…………しかし、最近はPSO自体が非常に気まずいからなぁ……。
「気まずい?」
うむ。ほら、9月になったからおいそれといけなくなったっていう話を前に言ってただろ。GC版も発売されたし、なんかよそよそしさを感じてしまって……。
「ふ~む…………考えすぎじゃないのか?」
だといいけどのぅ……。今じゃDCのほうには1000人いるかいないかってくらいにまで人がいなくなっちゃったからな~……。寂しいけど。
「1000人もいれば相手には困らんと思うが……」
その場その場の付き合いなら困らんとは思うよ。けど、そんな希薄な付き合いでゲームしてても面白くないし。乱入で新鮮さを求めるってのも一理あると思うけど、そもそもネットというコミュニティ自体が意識希薄になりやすいから、はっきりいって無理にいかなくてもっていう意識が働くようになってしまうのは明白だ。そうなったら多分PSOそのものに魅力を感じなくなるだろうな。
「それじゃやめちゃうのか?」
今のところ、そういった考えはない。まだライセンス期間があるし。
「ヲイ。そういう留まり方かぃ。ライセンス切れたらどうするのさ?」
たしか次の更新日は11月の初めだったと思うけど。11、12、1月と忙しい時期に果たして俺はPSOをやれるのだらうか?
「やってるっしょ」
…………迷いもクソもなく言い切りやがったなコンチクショウ……。いやまぁ……否定する材料はないんだけど。
「今からが正念場だけどねぇ。それでもエピソード2はやるんだろ?」
PCで出ればやるかもしれん。けど、今のVer2ほど強い動機はないなぁ。
「なんでさ?」
今いったように、乱入ばっかりしてても面白くないと思ってしまうのが俺だ。
「友人がいないからってのか? その動機自体は間違ってないかも知れんが、知り合いを作ればいいだろうに」
それもそうだが。まぁその……今ちょっとゲームなどに対する姿勢が変わりつつある。
「ゲームに対する姿勢?」
上手くいえねぇケド………『与えられる側』から『与える側』に回りたい、と思うようになってきた。
「つまり、ゲームを作りたいってわけか?」
ゲームに限ってじゃないなぁ。自営サーバなんかも始めたけど、あれもその『与える側』に回るという想いから始めたのは嘘じゃない。要は、現状のやるだけのゲームに満足しなくなってきたってことさ。
「まぁ……その気持ちはホームページの開設辺りからあったんじゃない? ホームページも、与える側の一種だといえるし」
かもな。けど、ま、ゲームを作る技術なんかは持ち合わせていねぇし、市販物じゃぁ満足しないってのも分かってきてる。兄が昔そういったことをいってたとき、当時の俺にはわからんかったけど、今はなんとなく分かる気がするな。
「多少は成長したって証拠じゃないか?」
多少は、は余計だっての。ともかく、もうすでにゲームをやっていない・・・・・・・・・・って感じなんだ。
「PSOやってるんじゃないのか?」
前に言った気もするが……。PSOはコミュニケーションのツールとしてしか、もう見えてないみたいだ。オフラインなどやる気も起こらん。
「へぇ…………だいぶ変わってきたねぇ。一年前までゲームは止めん!とか豪語していた人が」
う…………! ま、まぁそれは若気の至りというやつだ……。
「…………いやまぁいいけど。それが、新しくハードを買わなくなった理由か?」
だなぁ。もちろん金銭的、という面もあるにはあるが。どうにも、もうゲームをやる気がしなくなってきている。それよりは絵とか描いたり、図書館で本を読んでいたりしたほうが落ち着く。
「…………ンな言葉を耳にするとは思いもしてなかったけど。絵とかいってもどうせお決まりのデジタルイラストだろうに……」
いや。ここは本格的に、油絵でもやりたいところだ。
「…………………………………………………………は?」
だから油絵。
「なんで油絵…………?」
なんでってか………………なんでかしらんが。
「…………なんとなくかオイ。でも油絵なんてできたのか君?」
多少の心得はあるさ。まぁ、道具はほったらかしになってるんで買いなおさなくちゃならんものもいくつかあると思うけど。
「…………意外といえば意外、むしろ驚嘆だけど……。デジタル中心じゃなかったっけか?」
細かいことを良く覚えておるのぅ……。別に俺が油絵をやっていたって構わんじゃろ。
「いやかまいはしないけど……。ゲームより油絵のほうがいいなんて、意見ががらりと変わってきたなぁ、と」
そりゃ一年も経てば、変わる時は変わる。心も、考えも、世界の感じ方も。歳を取るってのはそんなもんだ。
「何を悟った17歳?」
この際、歳は関係ないと思うが…………。
「いやまぁ…………そうかもしれんけど。…………って今日はかなり時間オーバーしてるぞ」
…………をぅ。もう1時間半になろうとしてるではござらんか。
「……やっぱりなかなか変わらんのも人間だな…………」
ほっとけ。ではでは、今日はこの辺で~。
「また会おうな」

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