雄大積雲も増えてきて、まさに夏の空って感じになってきてますねぇ。ちょっと見晴らしのいいとこに行けば素材に使えそうな風景がたっぷり取れそうです。
「素材のためかぃ……キミは。もうちょっと情緒ってもんを考えてみようと思わないの？」
まぁ、そういうなリクセン。その風景に感動して『いい』と思った瞬間を撮るだけだ。もちろんそれは自分にとって『いい』わけだから、素材に利用しても十分というわけさ。
「モノはいいようだね……まぁ別にそのことについて非難するつもりはないけど」
青雲百景なんて、フォトイメージングなら青空の写真が数枚あればほぼ無限に作り出すことが可能だしな。無論一枚からでも作れるし。雲の写真は利用価値が高いのだよ。
「へぇ。そういえば、ほとんどもうフォトギャラリーはキミが使うフォト素材のもの置き場になってるからねぇ……」
別に独占していたいわけでもないしなぁ。素材だけ見せても普通はしょうがないけど、あの写真は別に使ってくれてもかまわんて書いてるし。むしろ色んな人の創造のなかに組み込まれるなら素直に嬉しい。
「……使ってもらうにはちょっと扱いにくくないかい？ せめて多少加工済みのものをアップしておいたほうが……」
ん～、でも創造性を欠くのもどうかと。でもまぁ確かにあのままだとどういう風に利用すればいいのか、ぱっと見て分かりにくいかもなぁ……。
「ジャンクHTMLなんてコンテンツがあるんだからさ。簡単な利用方法くらいメモってるんだろ？ アップしとけば？」
まぁあるにはあるが……。
「なんだい、歯切れが悪い返事だねぇ」
だってアップするとなると言葉だけだとイメージしにくいから画像もつけたほうがいいだろ？ 今は時間がないし……めんどい。
「へぇ～（ポケットの中から何かをとりだす）」
ん？ なん――
（顔面に右ストレート炸裂）
「う～ん、やっぱり血で錆びたカイザーナックルって不気味だけど、さすが業物だねぇ。威力はある」
……………………そりゃ……凶器だろ…………。
「お、意識がある。なかなかしぶといねぇ……ティナがいうだけのことはあるね」
ティナ……？ またなにかいってやがったのか？
「ん、なんか『管理人にいじめられたから、怠惰なこといってたら本気でいっちゃって』って」
……昨日の事を根に持ってやがるな……。
「ティナ、ちょっと半泣きだったよ。いったいなにしたんだ？」
ちょっとした実話版・夏の怪談。
「……けっこうエグイね、それ……」
まぁそれはそれとして。いつかはジャンクHTMLにアップするかも知れんが、いまいちその有用性が分からん。
「というと？」
だってそんな加工法なんて載せて一体誰が見るんだ？ 俺は知ってることだし、アクセス解析みてるとジャンクHTMLなんかマジで必要なさそうだぞ。
「マシなものがないのも原因だと思うけどねぇ……」
……それを言われると痛いが……。でもアンケートもそろそろ外してもいいかなとか思ってる。必要ないならバナー外して読み込み軽くしたほうがなんぼかマシだろ。
「う～ん、まぁ妥当な意見だけど……。実際見られてそうなコンテンツは限られてるしねぇ」
プロフィール系や貰い物を展示するのは管理人が必要だからいいんだけど。アンケートやジャンクHTMLはあまり要らなくなってるっぽい。
「管理人としての立場から見たら需要のないコンテンツは廃止する、ってのは当然の義務だと思うけど……もうちょっと待ってみたら？」
うぬぅ………まぁジャンクHTMLのコンテンツが薄いのは認めるが、アンケートは外してももう問題はなさそうだ。だいたいどんなものが見たいのか、っていうのは分かったしな。
「じゃあアンケートは廃止方向、ジャンクは保留、ってことかい？」
そうだなぁ……。とりあえず今はな。秋頃になってまた考えるとしよう。
「ふむ、ちょうど時間だし、うまい具合にまとまった感じだな」
おぉ、なんかそういうのも久しぶりだ。最近は生傷が絶えんのだが……。
「それは気にする優先度から除外されるものさ。ではでは皆様、ごきげんよ～」
…………最後にさらりとなんつーことを……。
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